2009/07/29

ガラス製CDは録音時の音質をより忠実に再現するのか

先日無事に運転免許証のAT限定解除に成功しました。この歳で教習所は精神的な負担があまりにも大き過ぎます。

GIGAZINEなんかでもさらっと「高音質な『ガラス製CD』」なんて書かれています。 この手の話題になるとすずきひろのぶ氏がfjで行なった実験のことを思い出します。 まぁあれは比較対象になるデータを取得して比べていたので、今回のようにガラス製CDだけが準備されていると普通材質のCDとの比較ができないのが残念でなりません。

ガラス製CD自体は新しいものではないので、いくつか音質について書かれたサイトを眺めてみました。 記録できるデータ量に違いがあると思っている方はさすがにいないようですが、やっぱり「音質」とはなんぞや、というのが感想です。 たぶんメディアの値段や所有している満足感も加算されるんだろうなぁ。 それに余計なものは音に(認識可能な)影響を与えるというのが公理のように働きますし。

「データを忠実に読み取りたい」という目的のためにメディアを重くしたりするのは理解できます。でもいくらメディアを磨いても、CDプレーヤー側のピックアップに汚れがあればどうしようもないし。 そうかピックアップとメディアとの間の埃を追い出すようなバキューム付きのプレーヤーは売れるかなぁ。 電源ラインにノイズが乗りそう。そもそもディスクが回転しているし。

まぁ高級プレーヤーと何かのおまけで付いてくるポータブルCDプレーヤーのピックアップは同じ信号を送り出すのかといわれれば、同じだとは思いますが、何かの影響でエラー訂正をちゃんとしてくれないとか違いがあるかもしれない。

でも、メディアの材質が影響する範囲はあまりにも小さいと思うし、 ピックアップで拾える範囲での違いは認識できるほどの大きな違いはないと思うんですよ。 やっぱりD/Aコンバータから先にこだわったり、スピーカーを自作する方が好きだなぁ。

問題があればより根本に近いところで解決するのが常道ですが、音に限っていえば出口に近いところから順番に攻めていくのがおもしろいと思うのですよ。 そう、まずは車の音がしないちゃんとした部屋を準備しましょう…。

0 件のコメント: