ひさしぶりにALIXをいじるためにTranscendの133倍速(MLCタイプ)2GBのCFカードを購入しました。 上海問屋で普段使っている266倍速2GB(SLCのはず)と比較して非常に安かったのが購入の理由です。
以前にもCFカードで導入する方法はまとめていたのですが、EtchではなくLennyを導入して気がついた事のまとめです。
debootstrap後に導入するカーネルイメージの選択
debootstrapを使っただけでは、linux-imageが導入されていません。 etchとは違うバージョンを導入しなければならないのですが、探し方は次の通りです。
# apt-get update # apt-cache search linux-image
導入するべきは"linux-image-2.6.26-2-486"のようですが、出力の中に"linux-image-2.6-486"があります。 どうやら最新版へのdummy packageのようなので、後から新しいバージョンがリリースされる可能性を考えるとこちらを導入すると覚えておいた方がよさそうです。
# apt-get install linux-image-2.6-486
この先の手順でもgrubの設定などではカーネルのバージョンを"2.6.18-6"ではなく"2.6.26-2"として進めます。
apt-getで使用するサイトの変更
linux-imageを導入する時にftp.us.debian.orgからパッケージをダウンロードしている事に気がつきました。そのままでも良いですが近場に変更しておきたいので、"ftp.jp.debian.org"に変更します。
# vi /etc/apt/sources.list
viで開き、"us"を"jp"に変更し、次のような一行にします。
deb http://ftp.jp.debian.org/debian lenny main
これが終った後はパッケージ情報を最新にしておきます。 # apt-get update
2010/01/24追記:
lenny用のsources.listファイルの中身としては次のようにsecurity.debian.orgを含めたものがお勧めです。
必要に応じて"main"の他に"contrib"や"non-free"などを追加してください。
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ lenny main
deb http://security.debian.org/ lenny/updates main
deb-src http://security.debian.org/ lenny/updates main
deb http://volatile.debian.org/debian-volatile lenny/volatile main
deb-src http://volatile.debian.org/debian-volatile lenny/volatile main
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