昨日で基本部分は導入が終ったのでALIX上にCFカードを差して、シリアルケーブル経由で設定をします。 なお参考にしたのは以前の投稿記事です。
openntpdの設定をするところ
/etc/default/openntpdの中で"-s"オプションを有効にすると180秒以上の差がある場合でも、起動時に調整してくれます。しかしマニュアル(man ntpd)にも書かれているのですが、非常に差が大きい場合には事前にrdate, ntpdateなどでリセットするように書かれています。いまどきrdateはないでしょうね。
起動途中で時刻が大幅に変動する事は他のdaemonにも影響が出るので、本来は一度ntpdateで設定してからrebootするのが良さそうです。電源プラグを差した状態であれば、reboot後も時計は正常に動きますし。
今回はそこまでは求めていないので、ntpdateコマンドをntpd起動までの間に実行するようにします。 結局のところ/etc/default/openntpdの中に1行追加する事にしました。
$ cat /etc/default/openntpd DAEMON_OPTS="-s" /usr/sbin/ntpdate ntp.ring.gr.jp
07/09の投稿で、これに代わる方法について書いています。
既にntpdが走っているマシンがある場合
以前にalixにntpdを導入した時に"listen on *"の設定を/etc/openntpd/ntpd.confに設定しておきました。このように設定されているntpdがある場合には、ntp.ring.gr.jpなど公共NTPサーバーへの負荷を下げるために、server行を変更しましょう。
$ cat /etc/openntpd/ntpd.conf
server 192.168.1.2
"192.168.1.2"は以前に構築したALIXサーバーで、ここのntpd.confには"listen on *"、"server ntp.ring.gr.jp"が設定されています。
ただntpdateで指定すると状況によっては精度が十分でないために失敗する場合があるので"ntp.ring.gr.jp"等を指定するようにしましょう。
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