2007/09/10

Ubuntu 7.04 XenのゲストOS(domU)にCentOSを

どうやら/dev/hdaをCFディスクにした構成では、/dev/hdaが/dev/sdbとして認識されてしまい、dom0がうまく起動しなくなってしまいました。
いろいろ試してみたものの、おとなしく/dev/hdaを外して、/dev/sdaなSATAディスクと/dev/hd{c,d}にCD-RW, DVD-ROMドライブをつけた構成に戻して、Ubuntu 7.04を入れ直す事にしました。

以前試した時と同じ構成になっているので、当然Xenは無事に動き、etchをdomUとして動かす事ができたので、/etc/xen-tools/xen-tools.confの中で dist = centos4 を指定してCentOS 4.1のイメージを動かしています。

単純に/etc/xen-tools/xen-tools.confの中で、"dist = centos4" と変更しただけでは途中でエラーになってしまいます。そこでrpmstrapを導入して、xen-create-imageの引数を少し変更したり、いろいろ試してみました。

現状のxen-tools.confの中身は、次のようになっています。

dir = /home/xen
rpmstrap = 1
size   = 4Gb      # Disk image size.
memory = 128Mb    # Memory size
swap   = 128Mb    # Swap size
fs     = ext3     # use the EXT3 filesystem for the disk image.
dist   = centos4     # Default distribution to install.
image  = sparse   # Specify sparse vs. full disk images.
gateway   = 192.168.1.1
netmask   = 255.255.255.0
kernel = /boot/vmlinuz-2.6.19-4-generic-amd64
initrd = /boot/initrd.img-2.6.19-4-generic-amd64
arch=i386
ここでrpmstrapが必要なので、apt-getで導入してしまいます。
$ sudo apt-get install rpmstrap
xen-create-imageの引数は次のようにしています。
$ xen-create-image --verbose --hostname xen113 --ip 192.168.1.113
さらにwgetでRPMファイルを取得するところで、"-e"というパッケージを取得しようとしてエラーになっていたので、/usr/bin/rpmstrapの1行目を少し変更しています。 変更前
#!/bin/sh
変更後
#!/bin/bash
あとは…、xen-tools.confで"dist = "の後ろに指定した文字列をキーにして/usr/lib/rpmstrap/scripts/の"centos4"ファイルを編集してURLが並んでいるところの先頭にCentOS 4.3のRPMファイルが存在する場所を指定します。
$ diff /usr/lib/rpmstrap/scripts/centos4.20070910 /usr/lib/rpmstrap/scripts/centos4
37a38
> http://vault.centos.org/4.3/os/i386/CentOS/RPMS/
46a48
> http://vault.centos.org/4.3/os/x86_64/CentOS/RPMS/
既存のURLはCentOS 4.1のイメージを指しているようになっているけれど、アクセスするとエラーになってしまったり、ちゃんとRPMファイルにアクセスできない。
その中で指定されているRPMファイルのバージョンを比較すると、どうやら .../4.1/... ディレクトリ以下にあったのは、CentOS 4.3のイメージだったらしい。 時間が経ってポリシーが変更したのか、4.1以下からみつけたREADMEファイルには、4.1が欲しければ http://vault.centos.org/ いいけとあったので、そこの4.3ディレクトリに変更した。

何回か"xen-create-image"を実行して、ようやく順調に流れたけれど、"Executing : xt-customize-image ..."と表示されたところで、進まなくなってしまった。
とりあえず放置して、今日はこのまま寝よう。

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