折角Black Editionを使っているので、Phenom II 940の電圧を少し下げて電力消費が削減できないかなと思いました。
BIOSのメニューからCPU Voltageを1.35Vから0.1Vちょっと落してみたのですが、3.0GHzのままだといくつか不具合が発生しました。
- mplayerやvlcで動画を再生すると正しく描画されない
- BOINCで計算エラーが発生する
- デスクトップ上のアイコンにノイズが乗り、動画同様正確に描画されない
- 最終的には動画再生中にシステムがpingも通らなくなりハングアップ
症状と対策
対策は簡単で、元に戻すのも嫌だったので、電圧の低下と同じ比率でクロックを下げて2.8GHzにしています。
症状の方は深刻で、最初はCPU周りの変更で発生したとは考えられませんでした。 いろいろ変更していたのが災いしました。
普通にX11を使っている分にはgnome-terminalやFirefoxはちゃんと動いていたのに、最初は動画だけがうまく描画できないと思ったんですよね。それでも1、2秒間は普通にみえるので、最終的にシステムがハングアップするまで気がつきませんでした。
BOINCの計算結果がエラーになっていたのも気にはなりつつ原因はわからず…。 全てはクロックと電圧を同じ比率で下げて解決しました。
まとめ
オーバークロックしていると動画のエンコーディングに失敗するとブログ等に書かれています。 しかし画面描画の一部だけが悪くなると、ビデオカードやドライバを疑ってしまいそうです。
たぶん動画再生や計算でCPUのコアが一生懸命働いた時にだけ、計算結果がおかしくなってしまったのでしょう。
これはこれで良い経験なのかな…
0 件のコメント:
コメントを投稿