2009/11/10

Phenom II 940の電圧を少し下げてみたらハングアップ

折角Black Editionを使っているので、Phenom II 940の電圧を少し下げて電力消費が削減できないかなと思いました。

BIOSのメニューからCPU Voltageを1.35Vから0.1Vちょっと落してみたのですが、3.0GHzのままだといくつか不具合が発生しました。

  1. mplayerやvlcで動画を再生すると正しく描画されない
  2. BOINCで計算エラーが発生する
  3. デスクトップ上のアイコンにノイズが乗り、動画同様正確に描画されない
  4. 最終的には動画再生中にシステムがpingも通らなくなりハングアップ

症状と対策

対策は簡単で、元に戻すのも嫌だったので、電圧の低下と同じ比率でクロックを下げて2.8GHzにしています。

症状の方は深刻で、最初はCPU周りの変更で発生したとは考えられませんでした。 いろいろ変更していたのが災いしました。

普通にX11を使っている分にはgnome-terminalやFirefoxはちゃんと動いていたのに、最初は動画だけがうまく描画できないと思ったんですよね。それでも1、2秒間は普通にみえるので、最終的にシステムがハングアップするまで気がつきませんでした。

BOINCの計算結果がエラーになっていたのも気にはなりつつ原因はわからず…。 全てはクロックと電圧を同じ比率で下げて解決しました。

まとめ

オーバークロックしていると動画のエンコーディングに失敗するとブログ等に書かれています。 しかし画面描画の一部だけが悪くなると、ビデオカードやドライバを疑ってしまいそうです。

たぶん動画再生や計算でCPUのコアが一生懸命働いた時にだけ、計算結果がおかしくなってしまったのでしょう。

これはこれで良い経験なのかな…

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