2009/06/02

Webコンテンツに求めるもの

自分のWebサイトをガタガタいっていないで早く作れば良いのですが、 セマティックWebやXHTML-Modularizationなどについて読むと方向性を考えないといけないかなぁと思います。

例えば過去のWebブラウザとの互換性をできるだけ確保するか、ある程度は犠牲にしてXML Parserでvalidate可能とするか、見方によればどちらも同じものを指す可能性がありますがアプローチの仕方は違ってくると思います。
セマンティックWebのオントロジーと組み合せる事で文書の構造に意味を持たせるアプローチは、 作成者側(あるいは利用者)がメタデータをどう与えるかが焦点になりますが、その作業量は作成者のさじ加減次第に思えて、最終的に利用者が得る利点はそれほど明確ではありません。

ただ現時点の範囲でも「誰それが書いた何時いつの、○×についての文書」という検索が十分実用になる事は、電子的なアーカイブと組み合せて、現在のサーチエンジンの姿の延長線上にある未来的な図書館の姿として一つの姿なのかもしれません。 ただ、それ以上に押し進めていって何が残るのかはUserAgent次第といったところでしょうか。

技術は適切に使いつつも、コストと利益のバランスの取れるところを探す必要がありそうです。

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