匿名で新生児を預けることができるボックスができたらしい。
こういうものができると、「無責任に赤ちゃんを放置することができる場所を作るなんて、命をなんだと思っているんだ」的な発現が必ずついてまわるような気がする。
でも本質はそういう行為に及んでしまう人を助けるための仕組みが整備されていないか、すくなくとも知られていないことが問題で、こういうものがある事自体は悲しいことなんだけれど、廃止するべきだとかっていう事はまったく次元が違うことになるんだろう。
こういうものが必要なくなる社会になって欲しいとはみんな思うと思うけれど、それぞれが望む社会というのは、その人によって随分左右にブレる事になるんだと思う。
総理大臣は不快感を示していたけれど、そもそもこんなものが必要なくなる社会にすることができるのは総理大臣を長とする政府以外にはいないし、不快なら仕事をして必要のなくなる社会にしてほしい。 不快に思うっていう事は自分の勤めが不充分だという自覚をもってほしい。
こんなもの育児放棄を助長させるために作る人なんていない。
いけないと思っている人たちが、こんなものを作らなければいけない状況に、僕たちはもっともっといきどおるべきなんだと思う。
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