2007/05/19

元麻布春男の週刊PCホットライン
- Reference: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0518/hot486.htm

インプレスのPC Watchの記事の中で、Windowsの64bit版の普及が順調に進まない理由について、デバイスドライバの非互換性が取りあげられていた。
複数アーキテクチャに苦労しているのはWindows NT 4.0までの状況と似ている気がする。 もともとWindows NTは複数のアーキテクチャに対応するはずだったけれど、結果として残ったのはx86 CPUベースのものだけだったし。

あの時はx86 CPUベース以外のハードウェアがあまりにも普及しなかったり、戦略的な理由がいろいろあったとは思うけれど、複数アーキテクチャのサポート負荷が高かったんじゃないかなと思う。
でも最大の理由は32bit OSで充分と感じているってことなんじゃないかな。 ノートパソコンでも今年後半ぐらいは4GBのメモリが載ったりして、「64ビット機じゃないと機能が全て使えません」ぐらいの言葉がでてくると、普及するのかな。

それよりもパソコンで何をするのか、そっちの方が問題だと思う。 道具として、どんな風に使って行くのかが、ますます問われるようになるんでしょうね。

2007/05/18

ネガティブな気質は悪くない!

仕事をしていると人にはいろいろなタイプがあるけれど「負けず嫌い」な人というのは、伸びるタイプなのだろう。
こういう人は負けている状態ではストレスを感じるかもしれないけれど、そのパワーが自身に向けられた場合、なんとかしようともがいて新しい知識を吸収したりするように思える。

自分自身は負けず嫌いというか、人に聞くという行為が著しく面倒で、電話をかけたりするぐらいなら現状で我慢しようとする。
そのままだと先に進まないので、結果的に学校や仕事では自分で本を読んだりして、人に聞かない方向をめざすので、「負けず嫌い」な性格とはちょっと違うと思うけれど、まぁなんとかここまでやってこれたと思う。
ただ、もう少し外向的にならなければ、とは良く思います。

そのまま溜めていては精神衛生上あまりよくなさそうな負のパワーを元に、よい結果を残す事があるという事でしょうか。 そのままつぶれてしまう場合もあるし、諸刃の剣だけれど。

なんで自分はできないんだろう、そんな風に思う人はがむしゃらに進むうちに成功するか、すでに周りからみれば成功しているのに気がついていないのかもしれません。

自分はこれまでできないなりにやってきたーよく頑張っている、そんな風に思うなら、本当によくやっているだろうか、他にもっと良い方法があるんじゃないんだろうか、少し自分を疑ってみてもいいのかもしれない。

自分をほどほどに肯定しながら、疑う。 誰もが心の中でそのバランスを取ろうとしているけれど、一方にかたよっていないか、自分を客観的にみようとすることが大切なんだと思う。

そうはいっても本当に自分を客観的に評価出来る人なんてこの世の中にいないと思うけれど。
そうしようとすることが大切なんだと思う。

2007/05/13

母の日に街にでてみて

毎年この日が近づくと街ではプレゼントを選ぶ人への宣伝なんかで賑わっています。 でも、大学生の頃に小規模な地方都市に住んでいたときのことを思いだして少し鬱になってしまいます。

特に理由もなく駅前のデパートに行ったとき、入口のお花屋さんで、"お花いかがですかー、発送もできますよー"的な宣伝を聞いて、なんでか不意に『天国にいるから住所教えて…』なんて言葉を考え出してしまいました。
いや、思っただけですが、そうとう極悪です。

店員さんだって悪気があるわけじゃないし、それどころか彼女のいない人にバレンタインデーのプレゼントを進めているのと違って、人にはみんな(知っているかどうかは別にして)母がいるわけですから店員さんにはどこも悪いところがないわけで、満面の笑みで、ひょっとすると自分よりも歳下の女の子がいっているわけですよ。

そんな状況でなんでこんなネガティブな言葉を考えるかなぁ、と激しく自己嫌悪に陥った事を思い出します。あの時も今もほんとうに自分が嫌になる…。

まぁ、いま健在だとしても自分の性格から、プレゼントなんてしないと思いますけどね。 なんにしても、自分がいま存在していることへの感謝の気持ちを再確認する日です。

2007/05/05

ぜんじろう

Gyaoでやっているヨシモト∞の4/26分「ぜんじろうの30分」で日米のお笑いの違いについて話していたけれど、ひさしぶりにぜんじろうをみた。
アメリカで7年間過ごした話しは以前聞いた気がしてデジャブな感じだったけれど、おもしろかった。 自分が中学生の頃の教科書ってそんなに笑いとれるような内容じゃなかったとは思う。

英語はいまだに苦手だけれど、単語を一生懸命覚えるよりも、単語を入れ換えながら、似たような構文でいろんな言い回しができた方が役にたつなぁ、とは思った。
そういう使い方を学校では教えてくれなかったな。

2007/05/04

asahi.com:4選なら「稼ぎ厳しくなる」 長崎市長銃撃の容疑者供述 -
- Reference: http://www.asahi.com/national/update/0503/SEB200705030003.html

Firefoxに入れているLinux版のGoogle Toolbarを最新にしたら、漢字が文字化けしなくなった。 よかった、よかった。
ボタン1つで閲覧しているWebページに対してBlogが書けるのは便利だなぁ。 タイトルの構成とか気に入らないところはあるけれど。

さてさて、暴力団員が拳銃で市長を銃撃したけれど、経済的な逆怨みが原因みたいな記事がasahi.comに掲載されていた。
これが主要な原因なのかはわからないけれど、事件自体は短絡的な犯罪を犯す人が銃を持っていた事が間違いの元だったっていう事になるんだろうな。

これで組織や銃そのものを対象にした予防的な取締りが厳しくなってほしい。

MyEclipse日本語版

日立がMyEclipse日本語版を提供すると報道されてからしばらく経ちましたが、今日になってサイトをチェックしてみました。
サイトがリニューアルされて"MyEclipse Japan"へのリンクがトップページにあったので、辿って購入してみる。

サイトにIDを登録してから購入プロセスを進めることができる点はよかったのだけれど、問題はIDを登録した後に確認メールを送信するところで発生した模様。
画面上のエラーメッセージをみると、TCPIPの接続に失敗しているようにみえるから、SMTPサーバーに接続できないのかもしれない。他のDBサーバーかもしれないけれど、この規模なら同一サーバーにDBも持つだろう。

まぁ連休中だしサイト自体は動いているから、修復は期待できないなぁ。

2007/05/02

こうのとりのゆりかご

匿名で新生児を預けることができるボックスができたらしい。
こういうものができると、「無責任に赤ちゃんを放置することができる場所を作るなんて、命をなんだと思っているんだ」的な発現が必ずついてまわるような気がする。

でも本質はそういう行為に及んでしまう人を助けるための仕組みが整備されていないか、すくなくとも知られていないことが問題で、こういうものがある事自体は悲しいことなんだけれど、廃止するべきだとかっていう事はまったく次元が違うことになるんだろう。

こういうものが必要なくなる社会になって欲しいとはみんな思うと思うけれど、それぞれが望む社会というのは、その人によって随分左右にブレる事になるんだと思う。

総理大臣は不快感を示していたけれど、そもそもこんなものが必要なくなる社会にすることができるのは総理大臣を長とする政府以外にはいないし、不快なら仕事をして必要のなくなる社会にしてほしい。 不快に思うっていう事は自分の勤めが不充分だという自覚をもってほしい。

こんなもの育児放棄を助長させるために作る人なんていない。
いけないと思っている人たちが、こんなものを作らなければいけない状況に、僕たちはもっともっといきどおるべきなんだと思う。

病院で患者さまって

asahi.com曰く、病院で一度決まった「患者さま」という表現を「患者さん」に戻しているという。 どう考えてももともとの「患者さま」という表現にすごーく違和感を感じるのだけれど、自分が外来を受診する立場になったら「◯×さん」と呼ばれたり、「◯×番の方」ぐらいの表現がちょうどいい気がする。

でも言われて気持ちがいいかどうかは、場合によるよね。
「さま」をつけてはまり役といえばコンシェルジュなんかの落ち着いた雰囲気の職業ですが、どちらかといえば殺伐とした戦場のような病院でそんな雰囲気だしながら「◯×さま」と呼べるのかという点が気になります
。 病院の外来の状況で看護士さんから「◯×さま」なんて呼ばれたら、回りの雰囲気とのギャップに落ち着かなくなってしまう。 でも精算や薬待ちなら、場所も変って落ち着いているだろうから「◯×さま」という呼出しもいいかもしれない。

「○×さま」という表現には、ビジネスライクな雰囲気を出して「お金を払っている間は、笑顔で万全のサービスを契約に基づいて提供します」という事になったりする気もするんですよね。

病院での対応は親身になって患者の立場に常に立ってほしいと思います。 確かに患者はお客様なんだけれど、医療ってそういう簡単に割り切れるものじゃないはずなんだよね。