既にUbuntuではXenに代りKVMを8.10以降でサポートし、XenはKVM上でブリッジが提供されているもののXen自体のサポートは打ち切られています。[xenner], [Xen 3.2(Fedora 9付属Xenner編)]
今後はKVM+libvirtが使われていくのでしょうけれど、我が家のサーバーはSocket939なAthlon64 3500+マシンなので/proc/cpuinfoにはvxmもsvmもflagが立っていません。
vxmやsvmは完全仮想化環境を提供するKVMを使うための前提ですが、
物理的に我が家のサーバーはXenを使わざるを得ない状況に置かれています。
実際のところ簡単にOSイメージが作成できるのは便利なのですが、
直接キーボードを触らずにサーバーとして使っているからでしょうね。
デスクトップ用途としてVMWareの代替にするにはKVMによる完全仮想化が必要だと思います。
実験のためにVMWare上でCloneを作成してもNIC周りは再設定が必要なので、いまのところ総合的にはXenが自分の目的には合っているのでしょう。
KVM優位の流れでも完全仮想化と準仮想化のどちらが良いのかは、微妙な問題です。 開発時のお試しサーバー目的なら完全仮想化である必要はないですが、もし(dom0でもdomUでも)デスクトップとしての機能を何かしら必要とするのであれば完全仮想化以外意味がないと思われます。
ちょっとした小さいグループで、自由にOSインスタンスを作成させて試せる環境を提供するのであれば、自動化する事もできるし、このレベルのXenで満足しています。
でも時代はKVMなんですよね。どこかでKVM入れないとなぁ。
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