2009/02/26

Ubuntu 8.04なXenにVine Linux 4.2を導入してみる

Ubuntu 8.04でXenを導入してから、以前のようにCentOSのイメージ作成を試していなかったのですが、いつの間にかrpmstrapがなくなってrinseに置き換わっていました。
つい先日Xenとは別にたまたまrinseの説明を読んでいて、導入対象のRPMを指定する際に、パッケージ名をバージョン付きで指定する必要がないので便利だなぁと思っていたところでした。 Ubuntu 7.10でCentOS-4.5を入れる時にはパッケージのバージョン違いで、けっこう苦労したので。

普通にCentOSの導入はどうせできると思ったので、Vine Linux 4.2を導入してみます。 たまーにLatexが必要になった時に安定して動く環境というとVineがやっぱり挙げられるのですが、サーバーを立ててサービスにしてみたいという野望もあったのでXen上にイメージを構築する事にしました。

とはいえ、目指すところはとりあえず使える事。 rinseはrpm2cpioで展開するだけなので、微妙に通常の導入手順とは違ってきます。
それにVMWareみたいに動かそうと思ったらCentOS5かRHEL5でGUIを使って完全仮想化環境のXen上でやればいいだけのこと。 ここでは簡単にイメージを作って走らせるべく、"とりあえず”動くところを目指します。

だいたいの流れはこんな感じになりました。

  • rinse環境の構築
    • /etc/rinse/vine42.packagesファイルの準備
    • /etc/rinse/rinse.confへの導入イメージの配置されているURLの追加
    • /usr/lib/rinse/vine42ディレクトリとpost-install.shの準備
  • xen-create-imageコマンドからのVine4.2イメージの作成環境の構築
    • Vine4.2用の/etc/xen-tools/xen-tools.confの準備
    • /usr/lib/xen-tools/vine42.dディレクトリともろもろセットアップスクリプトの配置
  • 上記の繰り返しによる試行錯誤
最終的には
sudo xen-create-image --config /etc/xen-tools/xen-tools.vine.conf --hostname xen65 --ip 192.168.1.65 --arch i386
みたいな感じで動かす事ができるようになりました。
詳細はまた明日書きましょう。

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