2008/11/08

Ubuntu 8.04 LTSでArduino Diecimilaを使ってみる

後継機としてはDuemilanoveというモデルが出ているらしいけれど、Diecimilaもどっちも発音できないのでどうでもいい。

USBで接続する前にドライバの導入

とりあえずUbuntu 8.04にUSBでArduinoを接続するためのドライバを導入する。 とはいってもしばらく前にBuffaloのSirial-USBケーブルを接続するために導入してしまったので思い出してみる。

$ sudo apt-get install libftdi0
これでいいはず。

UbuntuとArduinoをUSBでつないでみる

まず必要なものは次のようなもの。

  • 公式サイトで配布している開発環境 - Arduino - 0012
  • gccとライブラリ、ヘッダーファイル一式
開発環境はダウンロードして適当な場所に展開して、その中にあるarduinoを起動します。
$ cd /tmp
$ tar xvzf ~/arduino-0012-linux-amd64.tgz
$ cd arduino-0012
$ ./arduino
ここで適当なサンプルプログラムを公式サイトからコピーして実行してみたところ、エラーがいろいろ出てしまいました。とりあえず最初のエラーは"avr-gccがない"で、次に"avr/io.hが発見できません”でした。 これを回避するためにavr関連のパッケージを導入します。
sudo apt-get install avr-libc gcc-avr
ちなみにarコマンドなどが入っているbinutilsはgcc-avrと一緒に導入されます。
avr用のgccクロスコンパイラを導入しただけではヘッダーファイルがなくて怒られてしまいます。

サンプルプログラムの実行

公式サイトでは"Learning"というメニューから用途別のサンプルコードをみる事ができます。最初にあるDigital I/Oの"Blink"というコードをそのまま実行(Fileメニューから"Upload to I/O Board"を選択)してみます。
コードと一緒にある写真ではLEDをポート13番にさしていますが、Diecimila君はボード上にLEDがあるためLEDを別途接続しなくても確認できます。 手持ちのLEDをGNDとポート13に接続したところ明るく点滅し、オンボードのLEDは暗くなりました。

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