インターネットウォッチの記事によるとネットカフェの業界団体が「ネットカフェ難民」という言葉とそれに伴なうネガティブなイメージによって経済的な被害を受けていると主張しているらしい。
何かしらを訴える行為自体は正しいと思うんだけれど、記事の中で厚生労働省の調査に対して「ネットカフェ難民ありき」だから協力しないと回答したとあるのは、イメージ悪化に結びつくんじゃないでしょうか。
それでも「マック難民」の方はあまり取り上げられないし、25-30年くらい前のゲームセンターと同じような役回りで少し気の毒な感じはする。
そんなネットカフェですが、悪い感じのイメージがついちゃった気がするし、イメージ戦略というか、もっと実利的な要請から、本人確認はやらないといけないんじゃないでしょうか。
未成年が深夜、早朝にネットカフェに出入りしていた報道もあったし、自主規制じゃ限界な部分もあるように思えます。
結局、法律で本人確認を義務付けないと確認をしない店舗の方が"流行る"気がするし、フェアではないでしょう。
そうなると「ネットカフェ難民」で明らかになった定住できない人たちの問題は、行政が介入する必要があると思うんだけれど、そっちにフォーカスしても解決できないから、わかり易いものに飛びつくところがあると思う。
そんな理由で、日ごと「ネットカフェ」を取り上げているのは、何かおかしい感じがするんですよね。
あまり甘やかすなとか、いろいろ批判はあっても、「日雇いの仕事をしているから定住できない」が正しいとしたら、やっぱりそれはおかしいと思う。
働く意欲や働く場を失なう前に救済するような制度がないと、結局税金を沢山使うような気がしますし、納税者としては最終的に安く上がる方法で解決して欲しいです。
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