さいたま知事が新人の公務員に対して、自衛官を踏み台にして、県職員の仕事はすばらしいと説いたらしい。
好意的に読んでも、自衛官は平和を守るためには人を傷付ける方法を学ばなければならない厳しい仕事だ、と言いたかったようだ。
でも仕事にそんなに種類ってないと思うんですよね。
自衛官の仕事の内容にはたしかに銃火器の扱いも含まれるのは間違いないけれど、医者には大規模災害が発生したら助かる怪我人と助からない怪我人を選別してマーキングする役目になる人もいて、仕事の成果が関わった人の笑顔に直結しない仕事もあるわけですよ。
そんなつらい仕事でも救われる人が後にいるはずで、その人達からは感謝されると思うんですよね。 どんな仕事でも、その対価として喜びを手にいれる事ができるはずだと思うんですが…。 そもそも県職員の仕事って、そんなに報われる仕事でしたっけ…。
真意が理解されないままにマスメディアに記事が載ったのかもしれない。 訓示の全文が公開されても、やっぱりこういう残念な思いをするのかなぁ。 いったいどういう比較をしたんだろう。
現時点では、県職員なんて楽な仕事についた人達は好運の持ち主だから感謝するように(誰にだ…)、とでもいいたかったのかと思ってしまう。
中央から来る官僚の接待なんかのために裏金をプールしなきゃいけない仕事なんてものはないですよね…。
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