VMWare ESXi (VMWare vSphere Hypervisor 5.1)を導入しているマシンにリモートからアクセスするために、VMware-vSphere-CLIをダウンロードし、導入しようとしました。
導入方法はマニュアルのInstalling the vCLI Package on a Linux System with Internet Accessにあるのですが、ia32-libsを導入しようとしてエラーになってしまいました。
$ sudo apt-get -f install パッケージリストを読み込んでいます... 完了 依存関係ツリーを作成しています 状態情報を読み取っています... 完了 依存関係を解決しています ... 完了 以下の特別パッケージがインストールされます: libtiff4:i386 以下のパッケージが新たにインストールされます: libtiff4:i386 アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。 226 個のパッケージが完全にインストールまたは削除されていません。 142 kB 中 0 B のアーカイブを取得する必要があります。 この操作後に追加で 501 kB のディスク容量が消費されます。 続行しますか [Y/n]? (データベースを読み込んでいます ... 現在 560449 個のファイルとディレクトリがインストールされています。) (.../libtiff4_3.9.5-2ubuntu1.2_i386.deb から) libtiff4:i386 を展開しています... dpkg: /var/cache/apt/archives/libtiff4_3.9.5-2ubuntu1.2_i386.deb の処理中にエラーが発生しました (--unpack): './usr/share/doc/libtiff4/README' is different from the same file on the system dpkg-deb: error: subprocess ペースト was killed by signal (Broken pipe) 以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました: /var/cache/apt/archives/libtiff4_3.9.5-2ubuntu1.2_i386.deb E: Sub-process /usr/bin/dpkg returned an error code (1)
解決方法はあっさりしたものだったのですが、不思議な現象に思えたのでメモを残す事にしました。
まずは対処方法から
前述のエラーへの対応方法は、とりあえずlaunchpadで、tiffを検索し、amd64版のlibtiff4パッケージをダウンロードして、手動で導入します。
$ sudo dpkg -i libtiff4_3.9.5-2ubuntu1.2_amd64.deb
続いてエラー原因を解消します。
$ sudo apt-get -f install
なんというか不思議なのですが、これで32bit版のlibtiff4:i386が導入され、対応は完了です。
原因について
結局、原因については不明です。
解決方法は、Ubuntu Forumに記述がありました。
この手の解決策は以前にもあったと思いますが、Ubuntu 12.04にアップグレードした際に何か問題があったのだと思います。
Ubuntu 12.04 amd64版をクリーンインストールした場合には問題はないだろうと思うのですが、エラーメッセージからは32bit版と64bit版で、READMEファイルの配置場所が重複している事が原因だとは思いながらも、どうすれば良いのか分からずしばらく悩んでしまいました。
これで本題のVMWare ESXi 5.1用のCLIが導入できますが、それはそれで問題があったので、別の記事にまとめる予定です。
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