背景
VMWare 7.0.1の30日間使える試用版を試してきたけれど、だいたいうまく動いているし、IPv6が使えるVMは思った以上に便利でした。
ここにきて問題が起ったのはNagiosを入れているUbuntu 09.10 Karmicを10.04 Lucidにバージョンアップした直後でした。
問題点
GDMが起動してグラフィカルなログイン画面が表示されてから、マウスを認識するものの、キーボードの入力をまるで受け付けない状態になりました。
sshdはNATネットワーク上で動いていたので、ネットワーク経由でログインし、vmware toolsが最新版にアップグレードされている事は確認しました。
sshdが動いているIPアドレスの調べ方
IPアドレスが分からなくてもVMWareのNATネットワークが172.16.73.1/24なのは構成ツールやらvmnet8デバイスのIPアドレスなんかから判っていたのでnmapを使ってIPアドレスを調べることができました。
$ sudo nmap -p22 172.16.73.1/24
Starting Nmap 5.00 ( http://nmap.org ) at 2010-05-22 02:26 JST
Interesting ports on 172.16.73.1:
PORT STATE SERVICE
22/tcp open ssh
Interesting ports on 172.16.73.132:
PORT STATE SERVICE
22/tcp open ssh
MAC Address: 00:0C:29:xx:xx:xx (VMware)
Interesting ports on 172.16.73.254:
PORT STATE SERVICE
22/tcp filtered ssh
MAC Address: 00:50:56:xx:xx:xx (VMWare)
Nmap done: 256 IP addresses (3 hosts up) scanned in 4.67 seconds
172.16.73.254の方はVMWareのマニュアルにもありますが、"DHCP server"なので探していたのは172.16.73.132の方でした。
解決策
キーボードの入力が取れない問題はポピュラーらしく、googleで簡単に 解決策がみつかりました。
リンク先にあるように/etc/default/console-setupを編集するだけです。
...
XKBMODEL="SKIP"
XKBLAYOUT="us"
XKBVARIANT="U.S. English"
XKBOPTIONS=""
...
...
XKBMODEL="pc105"
XKBLAYOUT="us"
XKBVARIANT=""
XKBOPTIONS=""
...
オリジナルのページはUTF-8ですが、ヨーロッパ系言語にありがちな "" が ”" と微妙に違う文字になっています。
普通はviで開いて文字を打つと思いますが、もしそのままコピー・ペーストするのであれば気をつける必要があります。
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