ImpressのGAME Watchの記事の中で SEGAのクローンモニタリングという教育手法について紹介されていました。
これはSEGAがSIGGRAPH ASIA 2009で行なったセッションの中でアートスタッフの新人教育の方法について説明していたもので、メインモニタの出力をスプリットして新人と先輩社員のセカンダリモニタに互いに表示させるという手法です。
原始的な手法ですが、概ね実施当初の成果は良いようです。 慣れてしまうと画面をみないという欠点にも言及されていましたが、新人が熟練者の仕事内容をみることができるというのは良いでしょうね。
自分の中に作っていく成長モデル
私はゲーム業界とは関係ないところで働いていましたが、 一定レベルの技術的スキルが必要とされる現場では、 新人を含めて社員のスキル向上に外部から働きかける事は難しいと感じていました。
若い間は目の前の仕事を片付けるだけで精一杯かもしれませんが、 そこに自分なりの工夫を入れていけると楽しくなると思います。
私は他の人からみてつまらないと思われているような仕事をするときは、 新しいプログラミング言語を使うとか、データ処理用のツールを作るとか、何か1つ自分なりに新しい事を組み込むようにしていました。 「○×縛り」みたいに自分に制約を付けると楽しくはないけれど、辛さは少しだけ軽くなります。 そんな様子は他の人にみえても良かったのかもしれません。
SEやプログラマーの教育には、そのままだと使えないかなとは思いましたが、 何事も新鮮にみえる新人の間に仕事の様子を互いに見えるようにするのは良いアイデアですね。
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