amd64 (x86_64)なUbuntu 8.04では64bit版のFirefoxが標準ですが、Flash Playerについてはnswrapperを仲介して32bit版を使うと思います。
Adobeでは実験的に64bit版のflash playerを配布していて、 今回脆弱性が発見されたのでチェックしてみると新しいバージョンがリリースされていました。 概ね次のようなステップが必要でしょうか。
現行Flash Playerのバージョンチェック
Adobeのサイトで現行のバージョンをチェックします。ただ日本語ページは更新が遅いのか現行バージョンとして"10.0.22.87"が表示されています。Internet Watchによれば”10.0.32.18”が2009/07/30に発表された最新版です。
64bit版Flash Playerのダウンロード
64bit版のFlash Playerはprerelease扱いなので普通のページからはダウンロードできないようになっています。ダウンロードはAdobe LabsのFlash Player 10のページから"Get the Flash Player 10 prerelease now"を辿ります。
今ならページ先頭の"Update:"のセクションにダウンロードも64bit版Flash PlayerのFAQもリンクがありますけどね。
プラグインのインストール
とりあえずダウンロードしたファイルが~/libflashplayer-10.0.32.18.linux-x86_64.so.tar.gzにあるとします。 まずは現行のプラグインを検索します。
$ find ~/.mozilla -name libflashplayer.so
.../.mozilla/plugins/libflashplayer.so .../.mozilla/firefox/thj4da7l.default/plugins/libflashplayer.so
とりあえず~/.mozilla/plugins/だけで十分なので他のファイルは消しておきます。 $ find ~/.mozilla -name libflashplayer.so -exec rm {} \;
後はダウンロードしたファイルを~/.mozilla/plugins/で展開するだけで十分です。
$ cd ~/.mozilla/plugins/ $ tar xvzf ~/libflashplayer-10.0.32.18.linux-x86_64.so.tar.gz
展開が終ったらファイルが64bit版である事を確認しておきます。 $ file libflashplayer.so
libflashplayer.so: ELF 64-bit LSB shared object, x86-64, version 1 (SYSV), stripped
後はFirefoxを再起動して再びバージョンテストのページで更新されている事を確認します。
0 件のコメント:
コメントを投稿