そういえば仕事でUSに出張にいった時に英語を調べていて、"バージョンアップ"は和製英語だって気がついたんですよね。
なんとなくアップグレードとかバージョンアップとか混同して使っていたなぁ…。
さて、自分用にDB2 Express-CをUbuntu 8.04に導入していましたが、v9.5の後継としてv9.5 fixpack2がダウンロード可能になっていたので、インストールしました。
DB2の用語や概念はそれはそれで特殊ですが、まぁ勉強用なので簡単に使える本格的なRDBMSがあるのはありがたいです。
売り物ならFixpack2を単体でダウンロードしてv9.5に直接当てる事もできるのですが、Express-C版は無料なだけあって、そんな融通は効きません。
そこで今回はいままでのDB2 Express-C版に加えて新規に導入して、既に作成しているインスタンスを引き継ぎます。
いまはDB2 Express-C版が次のように入っています。
$ ls /opt/ibm/db2 V9.1 V9.5今回は"/opt/ibm/db2/V9.5.2"に新規にv9.5 fixpack2版を導入します。
適当なディレクトリでダウンロードしてきた本体を展開します。
$ mkdir tmp $ cd tmp $ tar xvzf ../db2exc_952_LNX_x86_64.tar.gz $ cd expcインストーラーはreadmefirst.txtに書かれている通りに"db2setup"を使用します。
$ sudo env LANG=C ./db2setupどうもUbuntu 8.04だと日本語が化けてしまい、手動でDB2に組み込まれているJREのfontconfig.propertiesなんかを変更する手段を取るのも不毛なので"LANG=C"を指定して英語で導入を進めます。
日本語がイイという場合には、"db2/linuxamd64/install/gui.tar.gz"を展開してプロパティファイルを置き換えたりしてから、圧縮してあげれば動きそうには見えます。Ubuntuが配布しているパッケージはちゃんとfontconfig.propertiesを置き換えてくれるので、/etc/java-6-sun/fontconfig.properties あたりのファイルと置き換えればなんとかなりそうです。
既に自分用のインスタンスがあるので、DASユーザーだけ作成してインスタンスの作成はスキップして新規ディレクトリに導入を始めます。
基本的にはこれぐらいでUbuntu 8.04にDB2 Express-C版が導入できました。
インスタンスの引っ越しは普通に
$ cd /opt/ibm/db2/V9.5.2/instance $ sudo ./db2iupdt -u db2inst1 db2inst1ぐらいで自分をfenced IDに指定して移行しています。
もし誰が作ったか分からないようなユーザー定義関数を使うならfenced IDは分離するべきなんでしょうけれどね。 自分で使うだけならGUIも余計に混乱する要素が多いので、手動でインスタンスを作ったり、カタログを作成したりする方法が便利です。
仕事で使うなら、いろいろ引き継いだり作業者のレベルを考慮してGUIにしてマニュアルを整備するんだろうけれど、ちょっとなぁ…。
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