2011/12/30

X-CTUを使ったAE-UM232R経由でのXBeeの構成方法

ひさしぶりにAE-UM232Rを引っ張り出してきてXBee (Series2)と接続して、X-CTUによるセットアップを行ないました。 接続やら何やら忘れそうなのでメモを残します。

秋月謹製USB-シリアルコンバータ:AE-UM232RによるXBeeの設定 by X-CTU

普通のUSBデバイスと同じように、接続前にFTDI製のドライバをインストールしてあれば、特に迷うことはなく進められると思います。

ただしXBeeを使うためには基本的な構成などを理解する必要があります。 図書カードを使って「XBeeで作るワイヤレスセンサネットワーク」を入手して手元に置いていますが、XBee Series2に対応していて、情報が新しいので2011年12月時点ではお勧めです。

構成

XBeeは秋月で一緒に購入した2.54mmピッチ変換ボードに載せています。 1番ピンには5V(+4V〜20V)を与える必要があります。

AE-UM232RとXBeeとの接続方法

ブレッドボードにAE-UM232Rとピッチ変換ボードに載せたXBeeを並べています。 電源はUSBから5VをVCCに出力させるため、AE-UM232RのJ2ジャンパはショートさせています。

電源用にAE-UM232RとXBeeのVCC, GNDをブロッドボードのバスに接続している他には、TXD⇔DIN(3番ピン)、RXD⇔DOUT(2番ピン)の接続に2本の線を使っただけで、USBケーブルを除けば、AE-UM232RとXBeeそれぞれの4端子以外はオープンです。

「XBeeで作るワイヤレスセンサネットワーク」では、ArdionoからATMEGAを外して、TXD⇔DOUT, RXD⇔DINを接続してUSB接続していました。

X-CTU接続時のパラメータ

PC Settingsタブの"Test/Query"ボタンでテスト接続に成功した時のパラメータは次の通りです。

  • Baud: 9600
  • Flow Control: None
  • Data Bits: 8
  • Parity: None
  • Stop Bits: 1

テストした結果は次のように表示されていて、Modem Configurationのタブから設定をするためにメモをしておきます。

  • Modem type = XB24-B
  • Modem firmware version = 2264
ファンクションセットの設定

テストが成功した後は、Modem Configurationタブに移って作業を行ないます。

表示されたModem typeはXB24-Bでしたが、ここでは真ん中のプルダウンメニューで次のように選択しました。

  • Modem XBEE: XB24-ZB
  • Function Set: ZIGBEE COORDINATOR AT
  • Version: 208C

あとはWriteボタンを押すと更新が終わります。 PC Settingsタブに戻ってQueryボタンを押すと、次のような表示になりました。

  • Modem type = XB24-B
  • Modem firmware version = 208C

もう一つのXBeeは同様にZIGBEE ROUTER ATに設定して、それぞれどのFunction Setを導入したかラベルを張っておきます。

この記事で取り上げた品々

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