ひさしぶりにAE-UM232Rを引っ張り出してきてXBee (Series2)と接続して、X-CTUによるセットアップを行ないました。 接続やら何やら忘れそうなのでメモを残します。
秋月謹製USB-シリアルコンバータ:AE-UM232RによるXBeeの設定 by X-CTU
普通のUSBデバイスと同じように、接続前にFTDI製のドライバをインストールしてあれば、特に迷うことはなく進められると思います。
ただしXBeeを使うためには基本的な構成などを理解する必要があります。 図書カードを使って「XBeeで作るワイヤレスセンサネットワーク」を入手して手元に置いていますが、XBee Series2に対応していて、情報が新しいので2011年12月時点ではお勧めです。
構成
XBeeは秋月で一緒に購入した2.54mmピッチ変換ボードに載せています。 1番ピンには5V(+4V〜20V)を与える必要があります。
AE-UM232RとXBeeとの接続方法
ブレッドボードにAE-UM232Rとピッチ変換ボードに載せたXBeeを並べています。 電源はUSBから5VをVCCに出力させるため、AE-UM232RのJ2ジャンパはショートさせています。
電源用にAE-UM232RとXBeeのVCC, GNDをブロッドボードのバスに接続している他には、TXD⇔DIN(3番ピン)、RXD⇔DOUT(2番ピン)の接続に2本の線を使っただけで、USBケーブルを除けば、AE-UM232RとXBeeそれぞれの4端子以外はオープンです。
「XBeeで作るワイヤレスセンサネットワーク」では、ArdionoからATMEGAを外して、TXD⇔DOUT, RXD⇔DINを接続してUSB接続していました。
X-CTU接続時のパラメータ
PC Settingsタブの"Test/Query"ボタンでテスト接続に成功した時のパラメータは次の通りです。
- Baud: 9600
- Flow Control: None
- Data Bits: 8
- Parity: None
- Stop Bits: 1
テストした結果は次のように表示されていて、Modem Configurationのタブから設定をするためにメモをしておきます。
- Modem type = XB24-B
- Modem firmware version = 2264
ファンクションセットの設定
テストが成功した後は、Modem Configurationタブに移って作業を行ないます。
表示されたModem typeはXB24-Bでしたが、ここでは真ん中のプルダウンメニューで次のように選択しました。
- Modem XBEE: XB24-ZB
- Function Set: ZIGBEE COORDINATOR AT
- Version: 208C
あとはWriteボタンを押すと更新が終わります。 PC Settingsタブに戻ってQueryボタンを押すと、次のような表示になりました。
- Modem type = XB24-B
- Modem firmware version = 208C
もう一つのXBeeは同様にZIGBEE ROUTER ATに設定して、それぞれどのFunction Setを導入したかラベルを張っておきます。
この記事で取り上げた品々
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