2009/06/02

LDOCE5をUbuntu 8.04 amd64版で使ってみる

CPUをPhenom II 940に入れ替えたりHDDを載せ換えたりしてデスクトップ環境を一新しました。 そこで仕事(趣味?)の主体をデスクトップに持ってきています。 それにつられて「ロングマン現代英英辞典【5訂版】(DVD-ROM付)」(LDOCE5)をWindows Vistaから、Ubuntu 8.04 amd64に移して使う事にしました。

改めてDVDから以前のように

$ linux32 ./setup.sh
で導入したのですが、メイン画面は表示されるものの、クリックして辞書などへ移動する事ができなくなっていました。

記憶が不確かですが、以前は確かに動いたと…。 CPUを交換したUbuntu 8.04.2をDVDから改めて導入したりしてライブラリが変ったせいなのかなと思ったりしたのですが、Googleで探してみると「LDOCE5をVine4.2で使う」でflashplayerのライブラリを入れ替えて解決した事がわかりました。

ここを参考に、古いflashplayerのアーカイブを取得して古いライブラリと入れ替えました。

説明のための前提

上記のリンク先から"Flash Player 9"のリンク先にあるfp9_archive.zipファイルを、"~/"にダウンロードしておきます。 Longman自体は"~/ldoce5/"で自分の権限で導入されているとします。

導入手順

$ cd ~/ldoce5/plugins/
$ unzip -x ~/fp9_archive.zip
$ tar xvzf fp9_archive/9r31/flashplayer_9r31_linux.tar.gz 
$ cp install_flash_player_9_linux/flashplayer.xpt .
$ cp install_flash_player_9_linux/libflashplayer.so .
$ rm -rf install_flash_player_9_linux
$ rm -rf fp9_archive

起動して確認

ここまでで無事に動くようになりました。 参考にさせて頂いたVineの場合ではflashplayer7をベースにした違いからか、アイコンが表示されていませんでしたが、ちゃんと表示されていました。いまのところ不具合は認識していません。

$ ~/ldoce5/ldoce5

後から気がついた事

2日ほどして気がついたのですが、相対パスでldoce5コマンドを実行してもうまく動かない事に気がつきました。"~/ldoce5/ldoce5"のように絶対パスで起動する分にはうまく動くようです。

理由はよくわからないですね。何か中で動いているflashplayerかXULでファイルを読み込むような処理をする時に、基準になるbasedirをうまく扱えないのかなぁ。

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