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2012/05/07

SEが陥ってはいけない矛盾

親しくしている人のノートPCが壊れてしまったので、手元にあったThinkPad X61に Windows XP Professional + MS Office 2010を入れて貸しているのですが、 その後の調子を聞いた時にOffice 2010のリボンインタフェースが使いずらいと言っていました。

職場でもWindows XPとWindows7が入り乱れている環境が増えてきているのではないでしょうか。

リボンインタフェースについては、否定的な意見を良く聞きます。 個人的には気にいっていますが、開発者が「昔のあれは良かった、今のこれはだめだ」、そんな事を言うのは自由です。 ただ自分は新しい状況に積極的に対応していないのに、 「あの人は試しもしないで質問ばかりしてくる。いつまでたってもパソコンが使えるようにならない」そんな事をいうのは、人に迷惑はかけていないというのかもしれませんが、それでも、矛盾しているのではないでしょうか。

これを機会に、開発者ではない一般のユーザーがOSの変化やIE6からIE9への移行といった軽微な変化にも戸惑ってしまう理由を考えてみると良いのではないかなと思いました。

非難するのは簡単

パソコンを使いこなせない人を指差して、「学習意欲が低いとか」、「試しもしないで質問ばかりする」、そういう事をいう人をたまに出会います。

確かにパソコンがうまく使えない人は、自分の時間を割いて必要とされるスキルを身に付けようという意欲には乏しい事が多いとは思います。

しかし、そういう能力も意欲も高くない人をさらに落し入れるのが、ちょっとしたUIや使い勝手の悪さという点は、自分の経験からも答えが出せる事だと思います。

自分の経験から、解決策を考えてみる

そもそも意欲の低い人に対する対応方法はありません。適切なインセンティブと評価を与える以外にできる事はほとんどありません。

覚えておいて欲しいのは、賞罰は必要ではなく、評価が必要なのだという点です。

工場のライン管理では、チームとメンバーを書いた一覧表を休憩室などに張り出しておき、その週や月毎の一番良い評価を得たチームにシールを張っていく、そんな事で大きな改善効果が得られたという経験談を聞いたことがあります。

故事にもあるように、生きるために水が必要な馬を、水場に連れていく事はできますが、強制的に水を飲ませる事は、まずできません。 そもそも無理に何かをさせるという行為には恒久的な効果は期待できません。

それでも、同じ質問は2回まで、メモを取る、そういったルールを設ける事はとても重要です。 それでうまく出来なければ対応を考えればいいし、大切な事はより上位のリーダーが全体のルールを決定し、全体に周知するという事です。

仕事上では失敗が許されないため、自宅でシステムファイルを消してしまった開発者は多くを学べますが、仕事ではそんな行為をした日には罰を与えられるだけで、同じ行為でも評価・効果はまったく違ってきます。

失敗できる環境、試せる環境、そういう環境を準備して、「あとは個々の意欲次第」といえる環境を与えられているか考えるべきでしょう。

非難するのは間違い

人間の行動を分析する時には、虚栄心よりも、恐怖に基づいて説明するとうまくいくケースが多くあると感じています。

仕事で失敗をする事はできません。 その現実は、人の意欲を低め、積極的な経験を積む機会を奪っているという事はできないでしょうか。

失敗しても大丈夫な環境を作り、提供する事は、教育のためにはとても重要です。

それでも、何も自発的に行動しないのであれば、その点を指摘するべきです。

そもそもパソコンの電源ボタンがどこにあるか分からない人に、失敗しても良い環境を作る事などできないのです。 ネットカフェを実験環境にして、OSのシステムフォルダを消してみる、そんな休日の過し方がまともだと私は考えています。

2010/09/03

HDD換装後のInspiron 640mの熱暴走への対応

夏になってからInspiron 640mの熱による電源断が頻発するようになりました。

Travelstar 7K320が7200回転だから熱がこもるのかなぁと思っていたのですが、 ひょんなことからBIOSのメニューを見直して改善できたようなのでメモしておきます。

BIOSメニューの見直し

起動時にDellのロゴが表示されているところで、 F2 キーを押しているとBIOS設定画面が表示されます。

左側にメニューの中に PerformanceHDD Acoustic Mode という項目があります。

この設定値は次の3つが用意されています。

  • Bypass - デフォルト
  • Quiet
  • Performance

おそらく以前にBIOSの設定を全てデフォルトに変更した事が原因で、Bypassになっていたと思うのですが、これを Quiet に変更する事で症状をかなり改善することができました。

体感的にも発熱が抑えられている印象です。

メニューには Quiet を選択することで"Slow"になるとありますが、 体感速度が目立って遅くなったという事もないのでしばらくこれで使ってみようと思います。

その後、Performanceに設定したものの

まだ真夏日が続いて気温などの条件は変化していないはずですが、設定をPerformanceにしても特に問題は起っていません。

おそらくこれは、たまたまなのだと思いますが、 デフォルトのBypassにしている設定は変更した方が気休めにはなりそうです。

2009/11/10

Phenom II 940の電圧を少し下げてみたらハングアップ

折角Black Editionを使っているので、Phenom II 940の電圧を少し下げて電力消費が削減できないかなと思いました。

BIOSのメニューからCPU Voltageを1.35Vから0.1Vちょっと落してみたのですが、3.0GHzのままだといくつか不具合が発生しました。

  1. mplayerやvlcで動画を再生すると正しく描画されない
  2. BOINCで計算エラーが発生する
  3. デスクトップ上のアイコンにノイズが乗り、動画同様正確に描画されない
  4. 最終的には動画再生中にシステムがpingも通らなくなりハングアップ

症状と対策

対策は簡単で、元に戻すのも嫌だったので、電圧の低下と同じ比率でクロックを下げて2.8GHzにしています。

症状の方は深刻で、最初はCPU周りの変更で発生したとは考えられませんでした。 いろいろ変更していたのが災いしました。

普通にX11を使っている分にはgnome-terminalやFirefoxはちゃんと動いていたのに、最初は動画だけがうまく描画できないと思ったんですよね。それでも1、2秒間は普通にみえるので、最終的にシステムがハングアップするまで気がつきませんでした。

BOINCの計算結果がエラーになっていたのも気にはなりつつ原因はわからず…。 全てはクロックと電圧を同じ比率で下げて解決しました。

まとめ

オーバークロックしていると動画のエンコーディングに失敗するとブログ等に書かれています。 しかし画面描画の一部だけが悪くなると、ビデオカードやドライバを疑ってしまいそうです。

たぶん動画再生や計算でCPUのコアが一生懸命働いた時にだけ、計算結果がおかしくなってしまったのでしょう。

これはこれで良い経験なのかな…

2009/08/12

Google ChromeでWebラジオが再生できなくなった

Inspiron 640mのVistaではGoogle Chromeをメインに使用しています。OperaやLunascape5も入っていますが、作業チェックには使っても普段使うのはChromeでGyaoをみるのにIEを使うぐらいです。

しばらく前にGoogle Chromeがバージョンアップしたぐらいから、Webラジオ等のストリーミングを再生しようとすると"Waiting for video"というメッセージが出たまま進まなくなってしまいました。

FirefoxやIEではまったく問題ないのだけれど、Firefoxはメモリ使用量がひどいし、IEは起動時間がひどくなる。 できれば普段使っているChromeでラジオも聞きたいので、少し原因を探ってみました。

とりあえず結論

"about:plugins"で調べて分かったのはVLCのプラグインが入っていたこと。 最新版が出ていたので導入する際に"Mozilla plugin"にチェックを入れないように気をつけたところストリーミング再生時にMedia Playerが起動するようになりました。

FirefoxではMedia Playerが起動していたのになぁ…。

2009/07/30

FlexScan L567が修理から帰ってきた

Ubuntu 8.04に接続して使っているEIZO製のFlexScan L567 2台が無事に修理から直ってきました。画面左上に黒ずみが出るという問題への対応で、某掲示板でもしばらく前に話題に上っていました。

ここに引っ越す前からほぼ同じ時期に2台供に出ていた症状でしたが、モニターがないと仕事にならないのと、実用上それほど問題ではなかったので、ずっとペンディングにしてきました。 でも、ここ数ヶ月間の間にかなり症状が進行して、左上から半径2cmぐらいのエリアと、さらに水滴がたれてきたかのように画面左端もいくつか縦2,3cm、幅1mmぐらいの黒い影が出てきて、さすがに修理を依頼する事にしました。

いまは仕事もないし時間にもかなり余裕があるからPCが少し使えなくてもいいかなぁと思いつつ、最寄りのカスタマーセンターに連絡すると貸出機があるというので1台だけお願いしました。 貸出機についてはEIZOのWebサイトをみるとちゃんと書いてあったんですよね。もう少し早めに連絡すればよかったか…。 普通の修理と同様に経費について説明があったりしましたが、 最終的には他の方のBlog等でも触れられているように送料も修理代も一切請求されませんでした。

さて机に載せる前に裏面のラベルをみると製造されたのは"July 2003"、購入したのはヨドバシカメラのオンラインショップでレシートをみると2003年9月でした。もう少しで6年過ぎるのか…。 当時は今と違って1台 6万円ぐらいのモニターは割高というぐらいで手が出ないというほどではありませんでした。まだ薄給(今はそれ以下か…)の頃で2台買うのは勇気が必要だったけれど、良い買い物だったと思います。

戻ってきたL567 2台を机に並べて、X11の設定を戻すと広いデスクトップが戻ってきました。 やはり色彩は以前よりも少し青色が強調されたように感じますが、新品同様になった鮮かさに圧倒されます。 これでまたプログラミングやら、気持ちを新しくして頑張っていこうと思いました。

そうそう貸出機を1台にしたのは、1台の環境を試そうというのと、2台を運ぶのが面倒だったから。 中身はL567な"FlexScan 170eW"が届いて使っていましたが、もはや1台だけだとプログラミングをするのが辛い身体になっているのがわかります。定型的な作業をするなら17インチ1台で問題ないんですけどね。

2009/07/11

worldcommunitygridについて

しばらく前から、このblogの左側メニューの下に"World Community Grid" (WCG) [www.worldcommunitygrid.org] のウィジェットを貼り付けています。

これはPCグリッドを構築して人類全体に影響を与える研究目的に特化したもので、「人類に貢献するプロジェクトに取り組むため」という崇高な目標を掲げています。

崇高だから参加している理由ではありませんが、自分のPCリソースで核開発をやられても困るし、まぁ参加した経緯もあって信頼できそうという理由で続けています。

グリッドの成果とは…

英語のレポートを斜め読みする限りは既に完了したプロジェクトの成果は地味なりにもそれなりにあって、現在アクティブなプロジェクトでは星の数ほどある候補の中からいくつかの候補を抽出するのに役だったりしているようです。ただ時々ツッコまれるところですが、似非科学か新興宗教の現世での効用のように万人に受け入れられるようなシンプルで判り易い「これができました」という宣伝文句になる成果はなさそうです。

実際のところ研究をブーストするために使うのであれば、感謝こそされても直接的な成果はないのが普通でしょう。 また、薬の開発であれば本物の実験というPCグリッドでは解決できない事の他にも、ゴールまでに様々な問題があると思います。つまり様々な貢献によって最終的な成果が作られるのであって、 PCグリッドだけで具体的な成果が上がるような事はなくても不思議ではないと考えています。

もちろん問題の解決にPCグリッドを使うのが不適だったという事もあると思いますが、 レポートにはそれぞれのプロジェクトから感謝の言葉が寄せられていて、それがグリッドを使う使用料のような社交辞令であったとしても、世の中が前に進むために何かしら役に立っているのだろうと思えます。

どうせ無駄になるCPUの処理能力を分けているだけですから、取り組んだ結果が無駄だったと分かる事でも良いのかなぐらいに考えています。

本末転倒…電気の無駄?

まぁコア全部を100%で動かしたりすると最近のCPUが持つ回路の一部やコア全体を落として省電力を実現する機能が役に立ちませんから、むしろ電気の無駄になる可能性は否定できません。 普段の使い方に合わせてオプションを使ってCPUの割り当て数を減らしたり、PCを使っていない時のみ有効にすると良いでしょう。

いまでこそデスクトップやらノートPCやらに入れていますが、 最初はグリッドというと電気の無駄使いというイメージもあって最初は避けていました。 専用クライアントがまだあった頃、会社でPCにインストールする事が推奨されましたが、バックグランドでアプリを動かしたりしていて非力なノートPCが重くなるのが嫌だったという事もありました。

その後PCのスペックが上がって会社からの圧力も高まり、嫌々スクリーンセーバーとして動かしていましたが、BOINCベースのクライアントに移行してからは、割り当てるCPU時間やら自分の都合に合わせてカスタマイズの幅が広がり便利になっています。

最初は半ば強制されたとはいえ、いまさら何のために動かすか、というと難しいですね。 どうせ無駄になるなら役に立たせよう、ぐらいの自己満足でしょうか。

いままでのチームは離脱して、チームを作ってみました

そうそうWebサイトには個人別の成績とチーム別の成績が載っています。 使い始めてしばらく経った2006年に当時いた会社のチームに所属したのですが、 さすがにもう関係ないので適当そうなものを探したのですが残念ながらみつけられませんでした。

"Team ギター弾き"みたいな趣味な集りの方がプロジェクトのイメージにも会いそうに思えて、地域名をチーム名にするのはクローズドなイメージかなとも思ったのですが、とりあえず"Team Aizu"を作ってみました。 誰のものというものでもないので気が向けば参加してみてください。

2009/07/05

TypingMania 5 Odysseyで曲データを作ってみる

日曜日は早起きをして友達の運転でエバ劇場版をみてきました。無事帰ってきたものの、眠たさのあまり本を読もうにも頭に入ってこないので、放置していたTypingMania用のXMLファイルの作ってみました。お題は現在REMEDIOSとして活動している麗美さんの「Angel」です。

麗美さんの楽曲は1991年前後に深夜番組で「Daydream Fair」を聞いてからCDを買って聞いていますが、最近はアルバムをリリースしなくなり、残念ながら活動している様子を聞かなくなってしまいました。(と書きつつ調べてみると今はUR都市機構のCMで声が聞けるようですね)

XMLファイルを作成するためのTypingMania配布元サイトや付属するマニュアルの説明は文字が多く丁寧なので、少し壁はありますが、PCは操作するだけという方でも曲データの作成は簡単だと思います。

少し引っかかったのは次のような点でしょうか。

とにかく遊びたいがXMLファイルとはなんぞやといった方には、なにか適当なGUI付きのUtilityとか"設定用.xls"からのXMLファイル用イクスポートボタンとかないと、敷居がちょっと高いかもしれないですね。けれどそんなに難しくはないです。慣れの問題だと思います。

MP3ファイルとWAVEファイルの相互変換

「午後のこ~だ」などを使う方法が紹介されていて、この方法自体はいいなぁと思いました。 ただ使用しているOSがVistaだった事もあってMP3とWAVEファイルの変換をするためにwinLAMEを使いました。

普段使っているLinux機であれば$ lame --decode angel.mp3 angel.wavぐらいなので、WindowsでもLAMEを入れてみたというわけです。 "winLAME"は簡単なGUI付きで、MP3からWAVE, WAVEからMP3といった変換はほぼ直感的な操作でできそうです。

SoundEngineの用途

配布元サイトではSoundEngineが紹介されていますが、ボタンが多くて少し引きました。 説明の内容からおそらくフェードインを付けるといった曲データの加工をした上で遊ぶ事を視野に入れているのでしょう。

最初から説明を読もうとせずに、「再生ボタン」、「一時停止ボタン」、「現在時刻表示」がわかれば良いのではないかと思われます。ミリ秒単位で時刻表示できるプレイヤーがあれば簡単そうですが、適当なものは見つけられなかったのでSoundEngineをリッチなプレイヤーとして使いましょう。

"設定用.xls"ファイルに入力するインターバル

SoundEngineに表示される時刻表示は、「x分y.yyy秒」という形式で表示されます。 しかし実際にはミリ秒に変換した数値を"設定用.xls"の赤字箇所に入力しなければなりません。

例えば"1:23.456"と表示されていた場合は、"1分"を"60秒"と変換して、「60(秒)+23.456(秒)」の結果、つまり"83.456(秒)"をミリ秒に変換した、"83456"を赤字箇所に入力するわけです。

説明文にもちゃんと書かれていますけれど、何のことだか動かすまではよくわかりませんでした。

2009/09/26追記:ちなみにExcel(or OpenOffice)を使って変換する事ができます。
A1セルに"1:23.456"の記号を取って"123456"と入力しておいて、他のセルに=A1- ( 100000 - 60000 ) * INT(A1 / 100000)と書けば"83456"と赤字部分に入力するべき数字が得られます。

XMLファイルのUTF-8での保存方法

解説では".xml"の拡張子をつけて保存するべし、と書かれていますが、おそらく使うツールやPCの設定によってUTF-8で保存する事ができないと思われます。

実際に問題があったのでcygwinの環境でnkfを使って直しましたが、一般的ではないですよね…。 普通にWindowsを使っている場合はメモ帳で名前を付けて保存をする時に文字コードの指定ができるので、UTF-8を指定して上書き保存するのが良いと思われます。

既知のバグ

「Angel」の歌詞の中には"Sweet, sweet..."という一節があるのですが、この小文字のカンマを入力すると正しく動きません。 ここら辺は配布サイトの「意見・感想コメントページ」の中で既に触れられています。

今回はスペースに置き換える事で解決としました。

まとめ

実際に作成したファイルで遊んでみましたが、今回の曲はM.M.=72ぐらいだと思いますがかなり難しかったです…。

配布元サイトでは簡単にゲームを楽しむ事もできるようになっていますが、自分の気にいった楽曲で遊ぶのもまた楽しいです。同じデータを元にして競う事はできないですが、それでもこのアプリケーションは魅力的です。 いまは自分で手を加えて遊ぶ必要のない環境がいろいろありますが、こういった手をかけて準備するものにも独特のおもしろさがあると思います。

それにしても配布元サイトの「恋スルVOC@LOID」がClass A以上どうしてもとれないなぁ。もっと歌詞を覚えないとだめか…。しかもアルファベットをみて打つわけじゃないから歌詞が消えるEasyの方が激ムズ…。

ああ、あと気になったのは日本ファルコムが楽曲の使用(主に再生、演奏)をフリー(無償)としましたが、ゲームへの利用は禁じている点でしょうか。ブログでもこの点を踏まえて許諾を得たとはされていなかったので、そのうち取り下げられるかも知れません。

2009/10/19追記:利用規約ではゲームでの楽曲利用は明示的に禁止されていません。
しかし利用例の中で、ゲーム利用については禁止とだけ書かれています。 この根拠が利用規約のいずれに当るものかは、これだけではわかりません。
利用規約は新たな創作活動に使うためであれば無償にするという趣旨に読めるので、明記されていないところからすると、「当社の権限」を行使した場合はおとなしく従ってね、といったところでしょうか。

2009/05/03

CG-WLRGNXのセルフテストが終らない

ブロードバンドルーターを購入したものの1週間ほどでセルフテストが完了しなくなり、交換対応してもらいました。お店の対応はとっても親切で、ありがたかったです。

これまでも無線LAN付きのブロードバンドルーターを使っていましたが、WEPのままで、 PSPでたまに接続する程度でしたが、さすがにWPAを導入する事にしました。
NEC製が安定しているという話しもありましたが、これまで使っていたWLBAR-GSXが安定していました。 そこで今回もcoregaから値段がほどほど安いものを選びCG-WLRGNXを購入しました。

製品の設定はWindows Vista SP1から行ないましたが、固定IPを割り振った状態では画面遷移がうまくいきませんでした。そこでDHCPを有効にしたところ無事に画面が進みました。
ホスト名"corega.home"をIPアドレス"192.168.1.1"と対応させるための設定はC:\Windows\system32\drivers\etc\hostsファイルで行なっていましたから、DHCP設定しないとうまく行かなかったのはたまたまかもしれません。

設定が終った後はWLBAR-GSXと比べてレスポンスが良くなったような気がします。
ちゃんとデータを取っていませんが、まぁ満足いくレベルだと思います。

ただ、この状態で3日後に反応がなくなりACアダプタを抜き差しして電源のOff/Onで復活した後、ファームウェアはv2.00に上げてから、3日ほど経過してから再び反応がなくなりました。
また電源のOff/On後に初期化して、設定をしていた途中で反応がなくなり、この後はOff/Onをしても、セルフテストが終わらない状態になりました。

動いている間のパフォーマンスには満足しているんですけれどね。
いまは交換してもらったものを使っているので、これが安定して動く事を願っています。

2008/11/25

AM2NF3-VSTAに8GBメモリを載せてみる

メモリメーカーの供給過剰が原因なのか、2GBx2メモリパッケージの値段が非常に安くなってきたので、昔に揃えた4GB分のメモリを捨てて新たに2GBモジュールを4枚購入しました。
昔ならバルクだったけれど、値段も安いのでUMAXのPulsar DCDDR2-4GB-800を2セット買いました。載せるマザーボードはずっと使っているAM2NF3-VSTAというAGPなビデオカードが使えるASRockの変則的なものです。
ちなみにビデオカードはNVIDIA Quadro NVS 280を使っています。

  • CPU: AMD Phenom 9350e
  • Memory: UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800 (2GB Modulex4)
  • Mother Board: AM2NF3-VSTA
  • HDD: HGST HDS721616PLA380 (160G SATAII300 7200) (x4 RAID5)
  • OS: Ubuntu 8.04 amd64 Edition

普通に載せるだけで動くかと思いきや、DDR2-533として認識されたあげくにUbuntu 8.04がカーネルパニックを起したため、手動でDDR2-800を指定しています。
カーネルパニックは偶然だったかもしれませんが、いずれにしてもちゃんと動いています。 DDR2-800だから早くなったという気はしないけれど、ファイルキャッシュに4GBほど収まっている現状でキャッシュからの読み出しが増えたせいか、きびきび動き8GBにして良かったと思います。

2008/11/04

ニコニコ小沢ライブで「片手落ち」が差別的発言といわれていた

ニコニコ動画で民主党小沢代表のライブ番組をやっていたのを聞いて、その録画動画をみてみた。内容はどうでもいいのですが、その中で「片手落ち」という言葉への反応が気になりました。
小沢代表の発言にあった「片手落ち」について自分が聞いた時の感覚からいっても差別的な意味合いはまったく感じられませんでしたし、経験からこの言葉自体にもそのような意味合いを持って使われている事はないと考えています。

すごーく難しい連想ゲームをやっていくと「手が落ちる」様を連想するのかもしれませんが、その論理で制限を加えていくのは、客観的な事実、道理に基づいて判断せずに世間体という仮想的な第三者の目を判断基準にしてきた日本の差別的な風潮そのもののように思えます。

もちろん不快な印象を受ける人がでるような発言は良くありませんが、現状でこの言葉を差別的と捉える人が少なくない事は事実のようです。
この言葉を差別的と考える人は、この単語に反応するような回路を持っているのだと思いますが、この言葉を差別的な意味合いで使う状況というのはイメージできないのではないでしょうか。差別的な言葉として現在避けられている言葉は、直接的に特定の障害を持った人を指す言葉や特定の状況をイメージさせるものだと感じています。

ただ差別的な言葉とされているものには、一般的な名詞にも拘わらず過去に差別的意図を強く持って使われた言葉である場合もあるので、「片手落ち」という言葉が特定の障害を持つ人を指す言葉として定着してしまえば、公で使うには不適切な言葉になるでしょう。そうならない事、そんな意図で発言する人が出てこない事を願っています。

2008/05/08

gmailのメールを複数のPOPクライアントで共有する

AirH"のカードをGetしたので、WindowsとLinuxからSylpheed(2.4.x)を使って、gmailのメールを扱おうと思いました。メインはLinuxですけれども、ノートPCを持って出てもちゃんとメールが見れる環境も必要かなと思い準備してみました。
一応IMAPも使えるとは思ったのですが、むかし痛い目に当ったので今回は感情的な理由でPOPクライアントとしてSylpheedを扱っています。

通常のgmailの設定は、単一のPOPクライアント(Sylpheed)とWebブラウザからのgmailの共用ぐらいがちょうど良いように調整されているようです。
この状態でWindowsとLinuxの両方でSylpheedを使った場合、次のような状態になります。

  • Windows側でメールAを取り込む
  • Linux側で”受信”ボタンを押しても、メールAは表れない
  • Webブラウザからアクセスするgmail上では表示されている
Webブラウザからアクセスした場合にメールが消えている場合は、「アーカイブする」を設定していれば「すべてのメール」メニューからアクセスできますし、「削除する」を設定している場合には「ゴミ箱」に移動され30日後に削除されます。
その反面、POPクライアントで取り込んだメールを削除するように設定していても消えていかずにgmail上に残ってくれる点は特徴ともいえます。

やはり両方のSylpheedにメールが分散するのは管理が大変なので、両方で同じメールを受信させたいものです。このため、gmailのFAQにもありますが、接続する際のユーザー名の先頭に"recent:"の7文字を付け加えると、よくあるプロバイダが提供するようなPOPサーバーとして振る舞ってくれます。 ただし、この設定ではgmailの設定でメールを受信ボックスに残すようにしていてもPOPクライアントが削除を指示した場合には消えていきます。消えても30日以内はゴミ箱に移動するだけですから、あまり考えなくても良いかもしれません。

困った点は、この設定をしていて一度ゴミ箱からメールを受信トレイに移動したところ再度受信しメールが重複してしまったので、"recent:"を付けたらあまりgmail上のメールを移動させたりはせずに、そのまま使う方が良いようです。
将来複数のPOPクライアントからgmailにアクセスしたいのであれば、事前に"recent:"設定を入れて慣れておくと良いでしょう。もしWebブラウザと一つのPOPクライアントを使うのであれば、通常設定の方が扱い易いところだと思われます。

2008/04/04

GyaoのPCがHP製に?

これまでLenovo製が多いなぁと思ってみていたGyaoジョッキーのMCが使用するPCがHP製にかわっていた。ドラマを見た時のスポンサーがHPだったので、スポンサーとして提供しているのかもしれない。

コンピュータメーカーとしては世界一位ですが、社長がこれからは研究に力を入れるといっているぐらい技術より営業がリードしてきた会社という印象を持っています。
HPのノートPCはよく知りませんが、いままで「これだからHP製を使おう」というポイントはあまりいわれて来なかったように感じます。

研究開発が活発になって、ユニークなPCになったら買ってみようかなぁ。

2008/02/12

テレビを買ってみた

学部を卒業して就職する友達から貰った95年製のテレビに別れをつげて、日立のL37-XR01という液晶フルハイビジョンテレビを買いました。もらった時から数えても10年ぐらい使っているので、まぁ十分でしょう。

選択する時の基準はIPS液晶(できれば国産)と倍速駆動だけなので、パナソニック、ビクター、東芝等と比べて、単純にたまにみるテレビ番組が録画できれば良いから程度の理由で、ダブルチューナーでHDD内蔵のXR01にしてみました。

元々機能には期待していなかったので、まぁこんなもんでしょうと思います。 でもまともにテレビをみる生活をする人なら大人しく、パナソニックで液晶+HDDレコーダーを揃えてHDMI接続した方が幸せな感じになるでしょうね。

実家のアクオスな液晶+HDDレコーダーの組み合せと比較すると、XR01のEPGの機能は使いづらいし、録画した映像を選択する時のまどろっこしさは製品化する時にQAerがよく許可したなと、QAerは他社の液晶テレビを使ったことがなかったんじゃないかと思うほどです。

それでもPS3と接続して観るBlu-rayの映像は素晴しいです。 店員さんにアクオスと比べると、ぼやっとした感じになりますよ、と言われたけれど、あんなに明るくてとんがった映像よりはよほどいい。まぁ昔からパソコンの液晶もIPSだし、慣れてるのかな。

それにしてもテレビの単価って、液晶に切り替わってからすごく上がっていますよね。 何年か前にブラウン管で買い替えを考えた時には、3-5万円ぐらいで迷って止めましたからね。 考えてみるとテレビだけじゃなくて、パック当りの量を増やしたりして、何かを一つ買う時の単価は21世紀になってからだんだん上がっている。

個人の収入は増えなくても、1回の消費の単価が上がれば、企業はもうかるよなぁ。

2007/08/24

パソコン使ってハッピーに過していますか?
- Reference: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0824/config173.htm

今日読んだ山田祥平のRe:config.sysでは、Appleの"Numbers"とMicrosftの"Excel"の比較と、「デジタルはイネーブラだ」という言葉が紹介されていました。
最近思うのは、10年以上も主にlinuxを中心にコンピュータを使っているけれど、私たちの暮しはより便利に、よりハッピーになっているのだろうかという事です。

CPU、メモリ、二次記憶域なんかのハードウェアはどんどん拡張されて、ソフトウェアも(以前と比較すれば)より高度な事ができるようになっているけれど、運用なんかを仕事にしていると、不完全なソフトウェアの負の部分を、高度な柔軟性を持っている人間が補っているという実感がどうしてもなくなりません。 たしかにそれは仕事の一部ではあるのですが。

私はコンピュータは人間に対する便利な道具であるべきだと信じています。
現状は多くの人々は、開発者と呼ばれる人達のソフトウェアを消費する立場にいるだけで、Excelなんかのマクロを作成する事ですら、つまり自分が日頃使っている道具を少し便利にしようとするだけで、高度な技術が要求な敷居が高い作業だと考えられているように思えます。

なにしろ開発者と呼ばれる人たちの中でさえ、他人の作った雛型のコメントやフレームワークの説明書に書かれた事しかできない、見方を変えれば、ただの消費者でしかない人達も一部には含まれています。大部分の人たちは何かしら工夫をしたり、別の部分で作業効率を上げるような工夫ができる人たちだと思いますが。

Javaを中心にEase of Development (EoD)などと言われていますが、昔聞いたEnd User Computing (EUC)はどこにいったんでしょう。
紙と鉛筆を手にした人間が様々な作品を作り出したように、コンピュータを使ってそんな創造的な活動ができる事を、コンピュータリテラシーの目的に置く事が重要だと思います。 「読み書き、ソロバン」なんていうリテラシーの意味を説明する言葉に躍らされて、(セキュリティ対応含めて)メーラーとWebブラウザの操作ができれば情報の授受ができるからリテラシー教育としては万全なんていうのは間違っていると思います。

「コンピュータを使って何ができますか?」、この質問により具体的に、多くの回答を出すような教育が必要でしょう。
お金のある人が多くのソフトウェアを購入して、より多くの事ができるようになるなんていうのは、正しい方向性ではないと思います。

2007/07/21

ThinkPad Travel Keyboard 英語版を接続する

トラックパッドによる平面なマウス操作が苦手なので、DellのWindows Vista PCにLenovoから通販で入手した英語USBなThinkPadキーボードを接続してみた。
さすがにトラックポイントはデバイスドライバが必要なものの、手を離さずにマウスが操作できるのは便利過ぎる。この点だけで、今回の買い物には満足しています。

ただまだ少しキーが固いのが難点。
そのうち叩いていく内によくなると思うけれど、まだ何かひっかかるような感じがする。 まぁ往年のThinkPadキーボードと同じだと期待するとだめですね。
現役を引退しつつある家のX22の英語キーボードと比較すると、なんだかなぁというところです。 このトラベルキーボードより若干狭い感じがするけれど、これぐらいが丁度いい。

そうそう起動時にNum LockがOnになってしまって、気がつかずにログオンできなかった。 Num Lockキー叩いた事がないから、どこにあるかわからず、Googleのお世話になってしまいました。
などと叩いている間に、キーはなじみつつあります。 これでPCを少し遠めに置いて操作ができるし、やっと使えるようになるなぁ。

2007/05/19

元麻布春男の週刊PCホットライン
- Reference: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0518/hot486.htm

インプレスのPC Watchの記事の中で、Windowsの64bit版の普及が順調に進まない理由について、デバイスドライバの非互換性が取りあげられていた。
複数アーキテクチャに苦労しているのはWindows NT 4.0までの状況と似ている気がする。 もともとWindows NTは複数のアーキテクチャに対応するはずだったけれど、結果として残ったのはx86 CPUベースのものだけだったし。

あの時はx86 CPUベース以外のハードウェアがあまりにも普及しなかったり、戦略的な理由がいろいろあったとは思うけれど、複数アーキテクチャのサポート負荷が高かったんじゃないかなと思う。
でも最大の理由は32bit OSで充分と感じているってことなんじゃないかな。 ノートパソコンでも今年後半ぐらいは4GBのメモリが載ったりして、「64ビット機じゃないと機能が全て使えません」ぐらいの言葉がでてくると、普及するのかな。

それよりもパソコンで何をするのか、そっちの方が問題だと思う。 道具として、どんな風に使って行くのかが、ますます問われるようになるんでしょうね。

2006/10/29

ハードディスクとライトの増設

玄人志向のLANTANKを使っていたけれど、うるさいのでHDDをUSB2.0のケースに移してしまった。 PCに作業用のVolume Gorupとして定義を追加してしまった。 メインPCはLinux (RHEL4) だから。

Windowsはいろいろ細かいところがブラックボックスで好くできているけれど、わざわざ家で使う理由はないかな。他に音楽用のiMac G5もあるし。

そのiMacを捌の部屋に移したのだけれど、1人暮らしで普段使わないその部屋にはライトをつけていなかった。 適当なものがあるか近くの電器屋さんにいったけれど、直径が細い丸型蛍光灯を使っているものしかなくて これが普通なのかわからないので、ひとまず退散してきました。 調べてみると「明るさ約1.6倍、電気代約2/3、ランプ寿命約1.5倍。」と、うたい文句が見つかった。 細くなることと経済的になることの結び付きはわからないな…。

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