Adobe Readerの脆弱性について
各種報道などで前回の10月のWindows Updateのスケジュールと同じタイミングで、Adobe Readerでの脆弱性対応が行なわれる事がアナウンスされています。[IPA] Adobe Reader および Acrobat の脆弱性(APSB09-15)について
Ubuntu用のdebファイルをダウンロード
更新する事をすっかり忘れていたのですが、そろそろ更新と思ったところAdobeのダウンロードサイトがすこしおかしい事に気がつきました。普通は"Get Adobe Reader"のアイコンをクリックして、各OS向けのパッケージをダウンロードできるはずなのですが、現段階ではLinux向けには9.1.2と8.1.6の2つのバージョンが表示されてしまいます。
それでSecurity Advisory文書からAdobeのサイトを確認すると、LinuxとSolaris向けに9.2-1がリリースされている事がわかります。Security Updates Available for Adobe Reader and Acrobat, Adobe Reader for Unix
でも、ここからリンクを辿っていくと元のget.adobe.comのサイトに誘導されてしまい、堂々巡りに…。
そこで途中の"downloaded from the FTP Servers."のリンクを辿って、直接ftpサーバーからダウンロードする事にしました。[AdbeRdr9.2-1_i386linux_jpn.deb]
debファイルからのアップデート
後は普通にdpkgを使って更新していきますが、Acrobatはi386なのにOSはx86_64版なので"--force-all"をつけています。
$ sudo dpkg -i --force-all AdbeRdr9.2-1_i386linux_jpn.deb
しかし英語版のページでも9.2へのリンクはないんだよなぁ。セキュリティアップデートなのに、コンテンツの更新手順が面倒なのだとしたら、作りに問題があるよなぁ…。
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