休日を利用してV-USBに名前がかわったAVR版ソフトウェアUSBドライバーのクライアント側コードを眺めていました。
libusbのサンプルコードを元に少し自分でライブラリを叩くと、firmwareのコードも含めてそれなり見通せるようになってきました。usbdrvのコードは複雑でまだまだ手をつけられませんが…。
とりあえず温度センサーICが余っているから気温ロガーでも作ってみる事にしましょう。
モールス信号練習機のお題も残ってるんだよなぁ…。
自分用にUSBデバイスを作成するのが目的なのでライセンスにはそれほど気をつかわなくても良いのですが、気になってV-USBのライセンスを眺めてみました。
ポイントはGPL v2と商用のデュアルライセンスになっているというところでしょうか。
Free版はGPL v2の元で配布されています。
これを採用する場合には、自作したデバイスを配布したり販売したりする場合には、コードもろもろ一式を提供する用意がある事を一緒に伝えなければいけないという事になります。
実際にはコードをデバイスにくっつけて提供するだけで十分で、必須ではないものの、V-USBのWebサイトに登録したりして積極的に公開するように求めています。
あとはそういった事を避けたかったり独自のIDが欲しい自作派のために1つのVID/PIDのペアを9.9ユーロ(だいたい1300円ぐらい)で商用ライセンスとして販売している点でしょうか。
どこかで公開する事を考えているなら協賛の意味で購入しても良いかなぁという値段にはなっています。
オープンソースなプロジェクトでもなくなって困るものにはPayPalでdonationをしたりしていますが、この値段でVID/PIDのペアが付いてくるなら買おうか迷うなぁ…。
もう少しV-USBを使ってみて、使い続けるなら購入する事にしましょう。
しかしIPAが公開しているGNU GPL v3 逐条解説書(第1版)を読むと、ストールマン先生というかGPLが大人になったなぁという印象です。
いや上から目線なのはおかしんですけどね。
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